内心同情を抱きつつあったわ

やっぱ結構きつめ?「まー、余裕あるとは言えんけど。無職やし」ごめん。「いや、気にせんで頂戴。恥じてるから」

へえ、自覚が?「当然。随分刺々しー口調ね」そーゆーつもりじゃ・・・。「近い内に就職すべく、頑張らなきゃ」

生活費を考えなきゃで大変。「まあ金銭面は、さほど」え?理由は?「うち、実家が結構裕福なんだ。毎月幾らか、此方へ仕送りを・・・」

へえ、随分甘えたLIFEね。「はあ?」常日頃気を遣い、さぞや苦労をと、内心同情を抱きつつあったわ。危なっ。

「まあ、貧乏って程じゃ」貧富がっつーより、あまり苦労してなさそうだから、残念。「勘弁。茨の道を進むより、快適、且つ楽々な道を歩む事が、わりぃ訳?」

皆は切り詰め、節約や節制を心がけ、修練を積んでおられます。貴方だけよ、何もせず、日々を無為に過ごす愚者は。

「ちょ・・・随分、酷い良い方」本心を突かれ、動揺?「違うわ!」